ZEHの壁量基準案を公開

25年4月施行へ 構造関係規定の見直し進む

国土交通省は10月28日、建築基準法に基づく「木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準(案)の概要」を取りまとめた。重量化が見込まれるZEH水準等の建築物について、壁量計算の必要壁量や柱の小径に関する基準を新たに設けるほか、個々の建築物の荷重の実態に応じてより精密に必要壁量を求める計算方法を追加する。同省は2025年4月施行を目指して木造建築物の構造関係規定の見直しを進めており、これと併せて新たな壁量基準を整備する。今後、同案を基に政省令、告示等の検討を進め、パブリックコメントを経て公布する予定。

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