積水ハウス ZEH比率92%と過去最高水準に

積水ハウス(大阪市)は4月20日、2021年度の新築戸建住宅におけるZEH比率が過去最高の92%だったと発表した。22年3月末時点でZEHの累積棟数は6万9163棟。

新築戸建のZEHを推し進めるだけではなく、賃貸住宅や分譲マンションなどの集合住宅でもZEHを推進しており、「シャーメゾンZEH」の21年度の受注戸数は8501戸(前年比約3倍)、累積で1万2307戸。その結果、同社が21年度に供給した住宅の年間二酸化炭素削減実績は13年比55%に。

同社は23年に販売する全ての住戸をZEH仕様とする目標を掲げている。また、停電時でも一定レベルの暮らしができるレジリエンス性の強化や床下浸水への対策強化にも力を注いでおり、「国の新たなZEH目標の達成に貢献することによる温暖化への緩和策に加えて、レジリエンス性強化による適応策も講じることで、これからも業界をリードし、住まいの脱炭素化を推進していく」とした。