総力取材 GW商戦の最前線を歩く

「土地の不足感」が需要底上げ

前半は好天に恵まれたものの、後半は雨模様が続いた今年のゴールデンウィーク商戦。「消費増税」「土地不足」「低金利」の3要素が住宅需要を底上げし、住宅展示場はマイホーム取得を真剣に検討するファミリー客で賑わった。一方、「2%の増税分はサービス範囲内」と、増税を強調した営業トークを控える住宅会社も。土地不足は一次住宅取得層の建売住宅志向を強め、完成前に売れる物件も増えてきた。旭川や函館など地方都市の住宅フェアも来場者が増加し、今後の受注増が期待される。今年の住宅市場動向を占うカギとなったGW商戦の最前線を取材した。

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