14号目になる「和MODERN」の巻頭特集は、建築家の伊礼智氏が登場。「住まいは、小さな居場所の集合体」をテーマに、これまで手がけた住宅を紹介する。
伊礼氏は、日頃から住まいは小さな居場所の集合体と意識しながら設計しているという。コロナ禍によって、住まいのあり方が「休まる居場所」から在宅勤務による「働く家」へと変化しつつある。1日の長い時間を一緒に過ごすようになった家族が、ほど良い距離感でいられるにはどうしたら良いか。その答えとして、伊礼氏は「小さな居場所」を提案する。