「和の住まい」リレーシンポジウムin北海道 1月20日にオンライン配信

国土交通省、経済産業省、林野庁など6省庁が推進する「和の住まい」に関するリレーシンポジウムin北海道が1月20日(木)午後1時30分からオンライン形式で開催される。2013年度から毎年複数の都道府県で展開している普及活動の一環で、今年度の開催地は本道を含め7都道県。

道内の主催団体は北海道住宅・建築技術高度化推進協議会。(一社)木を活かす建築推進協議会(本部・東京都)が共催する。

札幌市立大名誉教授の羽深久夫氏が「和の住まい 北海道における移植と発展プロセス」と題して基調講演を行うほか、「北海道の住宅のこれから」をテーマに羽深氏と(一社)北海道ビルダーズ協会代表理事の武部豊樹氏、アース21会長の菊澤里志氏の3氏によるパネルディスカッションが配信される。

和の住まいについては、瓦、土壁、縁側、続き間、畳、襖をはじめ地域の気候・風土・文化に根ざした空間・意匠、構法・材料などの住まいづくりの知恵の継承や、伝統産業の振興と活性化等を目的に13年度に6省庁が連絡会議を組織し、冊子「和の住まいのすすめ」を発刊したほか、全国各地でリレーシンポジウムを開催している。

参加は無料だが事前のウェビナー登録が必要。詳細の問い合わせ先は主催団体事務局の北海道ビルダーズ協会。電話011(215)1112。