パナソニック 来年から配管商品や換気送風商品を値上げ

電線管やダクト、レンジフードなど

パナソニック(大阪府門真市)は11月1日、配管商品や照明器具商品、蛍光灯(従来光源)、換気送風機器の商品群を値上げすると発表した。金属製材料などの原材料価格、物流コストや海外での人件費の上昇が続き、企業努力だけでは製品価格を維持することが困難な状況となり、価格改定を決めた。

電線管やダクトなどの配管商品は来年1月1日から、住宅用シーリングライトなどの照明器具や直管・丸形の蛍光灯、天井埋込形換気扇やレンジフードなどの換気送風商品は同4月1日から、ツイン蛍光灯は同10月1日から値上げする。

値上げ率は電線管が約20%、ダクトは約10%。住宅用シーリングライトは約5%、直管蛍光灯と丸形蛍光灯が約30%。換気送風機器は住宅用換気機器が約5〜10%の値上げとなる。