〈緊急アンケート〉資材高騰の影響

約9割の工務店が請負額を値上げ

ウッドショックに追い討ちをかけるようにアイアンショックやさまざまな資材の値上げ、住設機器の納期遅延などが相次ぎ、問題が山積する住宅業界。北海道住宅通信社は、道内で主に新築戸建注文住宅を手がける工務店115社を対象に、平均請負額の状況や契約件数への影響、今後の見通しなどについてアンケート調査を行い、62社から回答を得た(回答率53.9%)。資材高騰分を住宅価格に反映させる動きが顕著で、品薄や納期遅れに対する懸念が浮き彫りになった。また、約半数の工務店が資材の仕入値は元に戻らないと考えていることが分かった。

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