シャープ 住宅用太陽電池モジュール「BLACKSOLAR ZERO」発表
黒色基調のフラッグシップモデル 10月中旬発売
シャープ(堺市)は8月20日、住宅用太陽電池モジュールのフラッグシップモデル「BLACKSOLAR ZERO」シリーズ4機種を発表した。10月中旬から発売する。
主な特徴は三つ。
①コーナーモジュールを含む4機種全てに黒色基調のデザインを採用。屋根に設置した際に隣り合うモジュール同士のつなぎ目が目立たず、一体感を向上させた。また、サイズや形状の異なる4種類のモジュールを組み合わせる「ルーフィット設計」により、複雑な形状の屋根や面積の小さな屋根の隅々まで設置することができ、発電容量を増やせる。
②セル実効変換効率を向上させる「ハーフセル技術」に加え、太陽電池モジュールを大型化したことで、モジュールの出力を同社従来機比約13%アップ。
③高温時の変換効率の低下を同社従来比で約8%改善。夏場など太陽電池モジュールが高温になる時期の発電量低下を抑制する。
仕様は幅1265mm奥行1055mmのNQ-254BMで公称最大出力254W、モジュール変換効率は19.0%。価格(税込)は15万2400円となっている。