【藤城建設】建売専門ブランド「トチイエ」スタート

自社所有地情報をHPに掲載

江別市萌えぎ野東に建築中のモデルハウス

札幌市や近郊の土地価格の上昇が続き、「家を建てたくても買える土地がない」という住宅の一次取得層をターゲットに、建売住宅事業者が道内で販売数を伸ばしている。これに対抗するようにローコストの注文住宅を主戦場とする有力地場ビルダーも、土地を含めた戦略の一環として建売事業を視野に入れ始めた。

藤城建設(札幌市)は8月1日、分譲建売専門の新ブランド「土地が先か、家が先か。(通称・トチイエ)」をスタートした。専用ホームページを立ち上げ、自社で仕入れた土地の情報を掲載。若年ファミリー層にも手が届く価格の土地付き戸建住宅を販売する。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。