「キュビオス」18年ぶりに基本構造を刷新

パナソニック 在宅ワークなどのニーズに対応

リモートワークスペースのイメージ

パナソニック(大阪府門真市)は、箱型のユニットと扉などを自由に組み合わせて収納できるシステムファニチャー「CUBIOS(キュビオス)」を18年ぶりに基本構造から刷新し、10月1日(金)より発売する。

リビングやダイニング、個室など様々な空間で使用できる「キュビオス」。今回、基本ユニットの内寸の高さを従来品から27mm高い327mmにした新モジュールを採用したことで、今まで入らなかったA4ファイルボックスなどの市販収納グッズがすっきり納まるようになった。ユニットは背板の有無を選べるため、壁紙を生かしたコーディネートも楽しめる。部材点数は従来品と比べ約3割削減したことで省施工を実現した。

間仕切りユニットを使って在宅ワークのスペースを緩やかに仕切ることや、エアコンや窓の位置を考えたプランニングも可能。「夫婦で在宅勤務ができるリモートワークスペース」や「洗濯から収納までできるランドリールーム」など、新たなライフスタイルに対応した豊富なプランをラインナップしている。

9月には3Dで完成イメージが直感的にわかるWebのプランニングソフトをリリース予定。住宅会社や工務店の担当者だけではなく、施主自身が好みの収納プランをシミュレーションすることができる。

扉は10柄、ユニットは5柄を用意。「夫婦で在宅勤務ができるリモートワークスペース」プランの参考価格(税込、工事費別)は約93万円となっている。