「ウッドデザイン賞2021」作品募集

製品と取組みを対象に 7月30日まで

ウッドデザイン賞運営事務局のユニバーサルデザイン総合研究所(東京都)は、林野庁補助事業の「ウッドデザイン賞2021」の応募作品を7月30日(金)まで募集している。

同賞は木の良さや価値を再発見させる製品や取組みについて、とくに優れたものを消費者目線で表彰し、国産材利用の意義を一般に広め、日々の暮らしや社会の中で木材利用を進めることが目的。

募集部門は①ライフスタイルデザイン②ハートフルデザイン③ソーシャルデザイン――の三つ。①は木を使って暮らしの質を高めているもの、②は木を使って人の心を豊かにし、身体を健やかにしているもの、③は木を使って地域や社会を活性化しているものがそれぞれ対象。

建築、空間、建材、部材、木製品などの「製品」だけでなく、コミュニケーションや技術・研究などの取組みも含め、木に関するあらゆるモノ・コトを応募の対象としている。

応募は同賞ウェブサイトからエントリーして行う。最優秀賞が1点、優秀賞と奨励賞がそれぞれ3部門より数点選ばれる。二次審査を通過した作品はすべてウッドデザイン賞(入賞)が授与される。発表はウッドデザイン賞が10月下旬、最優秀賞などは11月下旬の予定で、12月に表彰式を行う。

同賞は2015年に始まり、今回で7回目。道内ではこれまで73の企業や団体、個人が入賞。昨年は一級建築士事務所GLA(札幌市)の住宅や、(地独)道立総合研究機構林産試験場(旭川市)のCLTパビリオンなど13件が入賞した。

問い合わせ先は同事務局のお問い合わせ専用メールアドレス。
info2021@wooddesign.jp