YKK AP 業界初の顔認証で開く玄関ドア

「新スマートドア」10月25日に発売

顔認証のイメージ

YKK AP(東京都)は、業界初となる顔認証で施解錠できる電気錠一体型ドア「新スマートドア」を10月に発売する。

顔データを登録しておけば、ドアの前に立つと自動で顔を読み取り施解錠をしてくれる。今回採用した顔認証システムは認証精度の高い3Dタイプで、最大20人まで登録することができる。顔の形状を3Dで記録するため、マスクや眼帯などを着用すると登録、施解錠はできない。赤外線LEDで顔を読み取るため夜でも認証可能。センサーから40〜80cmの距離に入ると認証を行うので、顔を近づけるような動作は不要だ。

新スマートドアでは顔認証キーのほか、ICタグを近づけて施解錠するピタットキー、ポケットやカバンに入れたまま施解錠ができるポケットキーの3種類から選ぶことができる。顔認証キーの機能を搭載した断熱玄関ドア「ヴェナート D30」は10月25日(月)より発売。参考価格(税別)は顔認証キー仕様で45万円となる。