札幌市が第2次空家等対策計画を策定

不動産所有者や相続人への啓発を強化

札幌市は2021年度から10ヵ年の第2次空家等対策計画を策定した。空家等の発生を抑制するため、民間の関係機関と連携して啓発に努めるほか、特定空家等の除却に対する補助制度を見直し、利用促進を図る。

総務省が5年ごとに行っている住宅・土地統計調査によると、2018年10月時点の市内の空き家の総数(推計値)は12万5400戸で、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は11.9%。13年の前回調査より2.2ポイント減少した。

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