【インタビュー】十勝バス(株) 代表取締役社長 野村文吾氏

ミクロコンパクトシティで地域活性化

十勝バス(帯広市)は野村文吾氏が2003年に4代目の社長に就任。地方の路線バスが衰退していくなか年々利用者を増やし、2011年度に40年ぶりの増収転換を果たした。そのことは全国から脚光を浴び、「黄色いバスの奇跡」として書籍やミュージカルにもなった。今年3月には社員や地域を大切にする姿勢が評価され、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で地方創生大臣賞を受賞。常に「地域のために」を考えてきた野村氏は、昨年から帯広市の大空団地で新たなまちづくりをスタートした。これからの地域活性化の一つの指針になる取組みについて話を聞いた。

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