住団連が「技能者の働き方改革ガイドライン」

(一社)住宅生産団体連合会はこのほど、「住宅工事現場における技能者の働き方改革ガイドライン」2020を取りまとめた。同会のホームページで公開し、業界の意識向上を呼び掛ける。

住宅工事現場で働く技能者を安定して確保するため、ガイドラインは①労働条件・労働環境の整備による入職促進②作業効率を高めることによる生産性の向上③女性、高年齢者、外国人など多様な人材の活躍推進――の3点を重要事項に掲げた。

①は雇用の安定化や給与・待遇の改善による業界イメージの変革、若年層に向けた教育機会の提供や社内教育体制の構築、建設キャリアアップシステムの推進など、②は工法の改善、施工の機械化・自動化、ICTの活用など、③については多様な人材が働きやすい環境の整備などについて、具体的に取組むべき内容を盛り込んだ。

ガイドラインは同会ホームページの技能者問題委員会のページからダウンロードできる。