會澤高圧 製造プラントを札幌市内に設置

自己治癒コンクリートの量産開始

會澤高圧コンクリート(苫小牧市)は、バクテリアがひび割れを修復し、自己治癒を行うコンクリートの量産技術を確立した。製造プラントを札幌市内に設置し、11月16日から国内生産を開始。年間70万㎥に相当する「自己治癒コンクリート」の供給が可能という。
自己治癒コンクリートはオランダのデルフト工科大の研究チームが開発したもので、2017年に同社が国内の独占販売契約を締結。デルフト工科大が設立したバジリスク・コントラクティング社(デルフト市)と2年にわたる実証実験を経て、量産化を果たした。

専用のミキサー(左)と計量器

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