住宅設備機器メーカーの長府製作所（山口県下関市）は9月2日、同社のIoT対応水道直圧式石油給湯器に対応する新型タッチパネルリモコンの寒冷地版を発売した。
同製品はインターネット対応タッチパネルリモコンで、台所リモコンと浴室リモコンがセットになっている。画面をタッチするだけで、お湯はりや追いだきなどの操作が容易。
スマートフォン等で同社が提供している「おうち快適アプリ」やスマートスピーカーを利用して、石油給湯器の運転操作や自動追い炊き、利用状況の確認が可能。

「おうち快適アプリ」は離れて暮らす家族等が使用している給湯機も登録できるので、毎日の利用状況をチェックすることで安否確認ができる。
フルオートタイプのみの機能として、いねむりなどによる長湯を防止する「ふろタイマー機能」もある。

この機能は、機器の水位センサーを利用して入浴者の状況を検知し、浴室リモコンや台所リモコンに時間経過を知らせる。初期設定では浴槽につかってから10分を経過すると時間経過を知らせるアラームが鳴る。アラームのタイミングは5～30分を5分間隔で設定が可能。
同社の水道直圧式石油給湯器の対応機種は、エコフィールがEHK―4766（フルオートタイプ・オートタイプ）、通常タイプがKIB―4764（オートタイプ）の2シリーズ。

台所リモコンのサイズは高さ120㎜×幅128㎜×奥行18㎜、浴室リモコンが高さ110㎜×幅200㎜×奥行18㎜で、給湯出力はエコフィール、水道直圧式石油給湯器いずれも46・5kW。
価格（税別）はエコフィール対応タイプがオートタイプ45万5000円、フルオートタイプは46万9000円から。水道直圧式対応タイプは36万8000円から。
問い合わせ先は同社北海道販売センター・ショールーム。電話011（813）2210。