北洋銀 道内経済見通し改訂版

20年度 住宅着工2万9645戸

北洋銀行は8月12日、「2020年度北海道経済の見通し」の改訂版を発表した。
4〜6月の道内の新設住宅着工戸数は前年比12.3%減だった。貸家は同7.5%減で、ここ数年の建築拡大による供給過剰感や金融機関の貸出態度に慎重さが見られるため、前年を下回る水準で推移している。住宅投資を下支えしてきた持家も前年を下回った。コロナ禍の影響による投資マインドや雇用・所得環境の悪化から、住宅着工戸数の落ち込みが続くことが想定され、20年度の住宅投資は前年度に比べ減少が見込まれる。

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