一級建築士試験「学科の試験」

予定通り7月12日に実施

国土交通省は6月5日、今年の一級建築士試験の「学科の試験」について、当初の予定通り7月12日(日)に実施すると発表した。
新型コロナウイルス感染症への対応として、①当日の体調確認と体調不良時のお願い②入退場時の混乱を避けるためのお願い③会場内での試験前後、休憩・昼食時における注意事項――の3点について受験者の協力を求めている。
①は、発熱等の風邪の症状や味覚障害、感染症陽性者との濃厚接触、過去2週間以内に感染が拡大している国や地域への訪問歴など、感染の疑いがある場合は保健所や医師に相談のうえ、受験を控えてほしいとしている。
②は、入場時の混雑を避けるため、入場開始を午前8時45分からとする。
③は、着席時以外の受験者同士の離隔距離の確保、対面での会話や飲食など受験者同士の接触回避、トイレ混雑時の最低1m(できるだけ2m)の間隔を空けた整列を求めている。
また、咳エチケットやマスク着用、会場内の禁煙(喫煙専用室を含む)も依頼事項に盛り込まれている。
二級建築士試験の「学科の試験」についても、予定通り7月5日(日)に、木造建築士試験の「学科の試験」も7月12日(日)に実施する。