本道発、木造防火構造外壁に大臣認定

北総研 フェノールフォーム付加断熱仕様で

(地独)北海道立総合研究機構建築研究本部北方建築総合研究所(北総研)は6月1日、「北総研防火木外壁(PF仕様)」が、建築基準法における防火構造の国土交通大臣認定を取得したと発表した。同仕様は、道内で広く普及している付加断熱外壁の外装材に木材を、付加断熱にフェノールフォーム断熱材を用いたもの。道総研重点研究「道産資材を用いた木造高断熱外壁の防耐火構造の開発」(平成29年度~令和元年度)の研究成果の一部を、フェノールフォーム断熱材の製造・販売を行う旭化成建材(東京都)に技術移転し、フェノールフォーム協会(申請者・旭化成建材)が申請していた。今後、建築会社は可燃材料である木材を外装材として自由に使えることになる。

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