共和建設「リフォーム評価ナビ」の活用も

省エネ技術を戸建住宅に

小樽市から車で約1時間、田園風景が広がる人口約6000人の町、後志管内共和町に、全館空調やZEHなどに積極的に取り組むビルダーがいる。
共和建設(江本浩二社長)は、後志管内を中心に年間12〜14棟の新築住宅を安定して供給している。集客はほぼ口コミと紹介で、同社で家を建てた施主の血縁や友人たちが新たな施主になることが多く、堅実な仕事ぶりがうかがえる。
江本社長が心がけているのが、「北海道にないものを積極的に取り入れる」こと。例えば、今では多くの住宅会社が活用しているVR(バーチャルリアルティ)を2017年に他社に先駆けて道内で導入した。
今年は、全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」を2棟の新築住宅に採用することが決まっている。

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