国土交通省は4月14日、「省CO2先導プロジェクト2020」の第1回提案の募集を開始した。

同事業は、省エネ・省CO2とあわせて、健康、災害時の事業継続性、少子化対策等に寄与する取り組みの普及啓発を図るため、省エネ・省CO2に係る先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクトを支援するもの。

募集部門は、①一般（非住宅の建築物、共同住宅、戸建住宅）、②中小規模建築物（非住宅）、③LCCM住宅（戸建住宅）、④賃貸住宅トップランナー事業者（長屋又は共同住宅）の4部門。

補助率は、補助対象費用の2分の1。
補助限度額については、一般・中小規模建築物・LCCM住宅部門が、１プロジェクトあたり原則5億円。賃貸住宅トップランナー事業者部門が、１戸あたり20 万円かつ１プロジェクトあたり5000万円。

募集期間は、第1回が5月29日（金）までで、郵送により提案書を受け付ける。

応募要領、応募書類等の詳細については、サステナブル建築物等先導事業（省CO2先導型）評価事務局のホームページに掲載している。
同事業の採択については、審査のうえ、8月頃に公表する予定。

また、例年実施していた事業者向け説明会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となっている。