クリナップ 「キッチン白書2020」を公表

クリナップ(東京都)は3月26日、“食・物・空間の変化”を調査・分析した「キッチン白書2020」を公表した。

同白書は、同社の研究部門「おいしい暮らし研究所」が3年ごとに調査・分析しているもので、今回はキッチン空間に保有される調理器具類、食器類の変化を中心に調査した。

調査結果によると、キッチン空間で保有されている調理器具類の平均保有点数が、調査を開始した2011年と比較し、調理器具類は約25%、食器類は約40%減少した。

このほか、理想のキッチンについて、20代は「収納スペースが多いキッチン」を理想としている割合が全年齢平均より高い一方、60代は「必要なものにすぐ手が届くキッチン」を理想とする割合が全年齢平均より高いなど、年代によって収納に対する重視点が異なることがわかる結果となった。

調査結果の詳細は、同社ホームページで公表している。

調査は2019年6月13日から16日までの期間、全国の同居家族がいる20~60代の既婚女性にインターネットで調査し、回答者数は1,518名。