鷹栖町「空き家調査員育成プロジェクト 事業成果報告会」

地域人材で空き家を調査


■10人の調査員育成

不動産鑑定評価事業を手掛ける三友システムアプレイザル(東京都)は、「空き家調査員育成プロジェクト 事業成果報告会」を2月12日に上川管内鷹栖町役場で行った。
同プロジェクトは国土交通省の補助事業「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」に基づくもので、同社が鷹栖町と連携協定を締結し19年8月〜20年2月に実施。19年9月に空き家調査員講習会の参加者を募集したところ、町民を中心に司法書士や行政書士、民生委員など20人が応募し、最終的に座学1回、実習2回を受けた10人が修了した。
育成の一環として修了した10人には、実際に空き家鑑定を依頼し、報酬を支払った。今後の空き家調査員の利活用については、「空き家対策の見直しの中で調査員の位置付けをしていく」(鷹栖町)とする。

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