パナソニック 「くらしの新商品内覧会2020」

IoTで新しい暮らし体験

パナソニック(大阪府門真市)は、1月23、24の両日、「くらしの新商品内覧会2020」を札幌市内で開催した。大阪(2019年11月6日)を皮切りに全国16ヵ所で開催するもので、北海道は5番目。2日間で約2000人が来場した。

19年春から20年春までに発売する新商品を展示。照明や家電、住宅設備機器など、同社ならではの幅広いラインナップをアピールした。

会場には「HOME IoT」の体験ブースを設置。家の家電をネットワークでつないでコントロールする「AiSEG2」を紹介した。ブース内のソファに座ると、暮らしの時間軸に合わせて自動で窓が開閉したり、エアコンや照明が付いたりするなど、IoTを使った暮らしが体験できる。工務店と連携して、IoT住宅をプラン化することも可能という。

家電やバスルーム、キッチンなど水回りのイメージが強い同社だが、内装材も豊富に取り揃えている。マンションの一室を再現して空間コーディネートを提案。その中の一つ、フレームシェルフは、フレキシブルに対応できる収納システムだ。キッチンの吊り戸やテレビ台など、収納したいものや空間に合わせて設置できる。

同社の中山肇エリアグループ長は、「より快適な暮らしへ注力していく。この展示会で、パナソニックにはこんな商品もあると多くの人に知ってほしい」と話した。