厚真町 復旧・復興計画第1期策定

住まい再建の支援確保へ

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震は厚真町に甚大な被害をもたらした。37人の尊い命が奪われ、ライフライン被害に加え、今年9月30日時点で、家屋は1842件中、全壊が233件、大規模半壊が70件、半壊が262件、一部損壊が1082件で、全住宅の約9割が被害を受けた。

町は11月1日、生活基盤である住宅の再建に重点を置いた第1期の復旧・復興計画を策定。生活基盤の早期復旧に向けた取り組みを示すとともに、復興ビジョンや実現までの事業計画、工程などを明らかにした。

計画期間は25年までの7年間。復旧・復興の中でも特に緊急性があり、優先度が高い「住まい・暮らしの再建」に重点を置き、町民の恒久的な住まいを確保するため、住環境整備や住宅再建支援の方針と取り組みを示している。

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