国交省 2020年度予算案を公表

国土交通省は12月20日、2020年度予算案の概要を公表した。一般会計の総額は、臨時・特別の措置を含め6兆7,363億円。

住宅関連では、「空き家、空き地、所有者不明土地等の有効活用の推進」が、58億円で前年度の1.49倍。「バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進」は82億円、「既存住宅流通・リフォーム市場の活性化」は117億円、「省エネ住宅・建築物の普及」は320億円、「消費税率引上げに伴う住宅の需要変動への対応」は1,146億円だった。

このうち新規として、大工技能者等の確保・育成の取組等に対する支援を行う「木造住宅・都市木造建築物における生産体制整備事業」に5億円を計上したほか、「マンションストック長寿命化等モデル事業」に17億円、「住宅資産としての戸建て住宅利活用促進事業」に0.3億円、「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」に2億円を計上した。