札幌市 10月の住宅建築確認状況

マンション等 棟、戸数とも大幅減

札幌市のまとめによると、10月に同市と民間確認検査機関が建築確認した同市内の住宅総数は620棟、1282戸。前年同月に比べ、棟数は30棟(4.6%)減少。戸数も574戸(30.9%)減少し、同月としては過去10年間の最少。

注文住宅や建売住宅など「一般個人住宅」は558戸で、前年同月に比べ14戸(2.6%)増加した。

賃貸と分譲を合わせた「マンション等」は20棟(前年同月比63.6%減)、469戸(同57.4%減)と、いずれも前年の半数以下に落ち込み、棟数は09年以降、戸数も10年以降で最も少なかった。

「アパート等」は26棟、184戸。前年同月に比べ、棟数は2棟増えたものの、戸数は前年と並んで78年以降で最も少なかった。

この結果、1~10月の累計確認棟数は5072棟(前年同期比0.4%増)、戸数は1万3973戸(同10.5%減)。棟数は3年ぶりに増加し、戸数は3年連続して減少した。

一般個人住宅は4351戸(同4.7%増)で、同時期としては、07年以降で最も多かった。

マンション等は351棟(23.5%減)、7960戸(15.3%減)。棟数は4年ぶりに400棟を割り込み、戸数も4年ぶりに8000戸を下回った。

アパート等は220棟(15.1%減)、1457戸(17.6%減)。棟、戸数ともに78年以降で最少。