台風19号 道、災害対策連絡本部の設置で対応

記録的大雨 特別警報13都県に

2016年の台風10号で被害を受けた家

記録的な大雨により甚大な被害をもたらしている台風19号。総務省消防庁によると、犠牲者は10月23日現在、死者74人、行方不明者9人。71の河川の139ヵ所で堤防が決壊。6万8587棟の住宅が水に浸かり、5852棟の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けたという。気象庁は12日、東京、静岡、神奈川、群馬、宮城、岩手など13都県に大雨特別警報を出した。同庁が2013年8月に「特別警報」の運用を開始して以来、史上最多地域での発令となった。一方、道は13日、「台風19号災害対策連絡本部」を設置(その後廃止)するとともに同対策会議を開催し、不測の事態に備えた。

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