RECホーム(札幌)が倒産

負債額は約4億円の見込み

RECホーム(札幌市、鈴木良仁社長)は10月2日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。今後、自己破産を申請する予定。

同社は2006年6月設立。札幌市内を中心に賃貸アパートや戸建住宅の建築を手がけ、帝国データバンクによると、17年3月期には6億700万円の年間売上げを計上していた。

しかし、施工は外注への依存度が高く、人手不足の中で労務費が高騰。受注競争が激しくなる中で、18年3月期の売上げは約3億7500万円に減少。資金繰りの悪化によって今回の措置となった。負債は約4億円と見込まれている。