《本道の住宅業界》注文は横ばい、建売は失速か? ー2019年下期 市況予想天気図ー

好調な判断材料見当たらず


主要都市の土地不足、さらに深刻に


道内の注文住宅(持家)市場は、新設住宅着工戸数を見る限り、年明けから好調な状況が続いている。

国土交通省が6月28日に発表した5月の道内の持家着工戸数は、前年同月を22%も上回り、昨年12月から6ヵ月連続して増加している。1~5月の累計着工戸数も4479戸と、2007年以降の13年間で最も多い。だが、この好調な市況が下期も続きそうな判断材料は見当たらない。

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