シャープ AIで蓄電池の充電を賢く制御するクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」の提供を開始

シャープ(堺市)は、AIが予測した太陽光発電システムの余剰電力量に応じ、蓄電池の充電を自動で賢く制御するクラウドHEMSの新サービス「COCORO ENERGY」の提供を7月31日に開始する。

同サービスは、クラウド上のAIが、翌日の日射量の予報値から太陽光発電システムの発電量、日々の電力使用状況から消費電力量を推計し、余剰電力量を予測。夜間に蓄電池を充電する際に満充電にせず、予測した余剰電力量分を空き容量として残しておくことで、翌日の余剰電力を効率的に蓄えることができる。

スマートフォンなどから遠隔操作が可能な住設機器も拡充。これまでクラウドHEMSで対応していたエアコンやエコキュート、電動窓シャッターに加え、YKK AP(東京都)の電気錠やリンナイ(名古屋市)のガス給湯器、ハイブリッド給湯器に対応。
外出先からの施錠や、帰宅前にお風呂のお湯はりを操作することもできる。

また、同社のスマートホームサービス「COCORO HOME」のスマートフォンアプリとも連携可能で、毎日の太陽光発電システムの発電量や家庭内の消費電力量など、家庭のエネルギー情報をアプリから簡単に確認できる。