SECOM 日本初、家庭用AED「セコム・MyAED」販売開始

セコム(東京都)は、家庭用にAED(自動体外式除細動器)のレンタルサービスとオンラインサービスをパッケージ化した「セコム・MyAED」を販売開始した。

同社は、2004年に日本で初めてAEDをレンタル方式で提供する「セコムAEDパッケージサービス」の販売を開始し、現在は企業や公共施設、ショッピングセンターなど様々な場所にAEDが設置されている。
一方、心臓突然死の7割以上が自宅で亡くなっている。自宅での心臓突然死を減らすには、家族等によるAEDを使った心肺蘇生法が重要であることから、家庭向けAEDの普及に取り組み、同製品を販売した。

家庭用AEDは、一般向けAEDに比べて付属品を必要最小限にしたコンパクトなキャリングケースで、どの角度からも「AED」と一目で認識できるデザインを採用。
専用LTE端末を介しAEDがいつでも使えるよう、機器故障や消耗品交換時期などをオンラインで見守る。
また、既往歴やかかりつけ医の情報を記載した「救急情報」をAEDと一緒に保管し、救急隊によるスムーズな対応を促すことも可能。
さらに、セコムナースセンターの看護師に電話をして24時間365日いつでも健康相談をすることもできる。
レンタル料は、1台2,400円(月額、税別)、保証金は1台20,000円(非課税)、契約期間5年間。
セコムAED