施工管理の効率化への切り札

大鎮キムラ建設(苫小牧) ベテラン大工もアプリファン


住宅の安定供給に向けて


職人や現場管理者の不足に対応するため、建築業界向け施工管理アプリを導入する工務店が道内でも増えている。

道央圏を中心に戸建住宅建築を手掛ける大鎮キムラ建設(苫小牧市、木村匡紀社長)は、施工管理の効率化を希求し昨年3月、オクト(東京都)が運営する施工管理アプリ「ANDPAD(アンドパッド)」を導入した。1年半が経過し、木村社長は「チャット機能が入っているため、必要な打ち合わせや情報を大工職人から現場監督、さらには資材メーカーとのやり取りに至るまで、すべて共有でき、格段に便利になった」と目を輝かせる。それまで使っていた管理システムは満足できるものではなく、困惑していた矢先での新アプリの存在は朗報だった。導入により現場監督が必要以上に動いたりしなくてもよい省力化が図れ、今後は「専用アプリをお客さんと共有できる機能もあるため、家づくりの現状をタイムリーに伝えられるようにもなれば」との展望も語る。北海道住宅通信社の調べによると、同社は昨年1年間の注文住宅建築棟数が63棟で、苫小牧・室蘭地域において8年連続トップ。地域で安定した施工棟数の供給を続けていく考えを示している。(写真:アンドパッドで情報の一元化を図った木村社長(右)と現場監督の時田氏)

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