J建築システム 「JJJ断熱診断」がISO登録

断熱診断は実測評価の時代へ

JJJ断熱診断の実測風景

赤外線サーモグラフィによる断熱性能の診断手法に注目が集まっている。今や、スマホでも簡易に温度分布を「見える化」できることから、リフォーム提案にも活用が広がっている。8月16日、J建築システム(札幌市、手塚純一社長)が開発した「JJJ断熱診断」の技術的根拠である「現場における建築部位の断熱性能の測定方法」が国際標準規格(ISO)に登録された。これまで、同診断の実測結果は、国の補助事業でも限定的に認められてきたが、ISO登録によって熱貫流率など設計評価方法と同等の現場測定方法として、運用の幅が拡がることが期待される。

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