環境省ZEH支援補助金 7月17日から二次公募受付

SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)は、2018年度「環境省ZEH支援事業」の二次公募を7月17日(火)から8月10日(金)まで受け付ける。

交付要件は①ZEHロードマップにおける「ZEHの定義」を満たしている、②SIIに登録されたZEHビルダー/プランナーが設計、建築、改修または販売を行う住宅、③BELSなどの省エネ性能表示でZEHであることを示す証書を中間報告時に提出できること、④条件を満たした設備の導入、⑤条件を満たすHEMSの導入等。

HEMSは「ECHONET Lite」規格の認証登録番号を取得しており、1台で住宅一棟の全エネルギーを計測できるよう設置すること、計測されたデータの表示ができることが要件。

運用時はHEMSコントローラーに蓄積されたデータをもとにしたエネルギー使用量の定期的な報告が可能であることも求められる。

SIIに登録されたWebプログラム未評価省エネシステムを導入する場合は、Webプログラムによる評価においてNearly ZEHになっていることを前提に、当システムによる省エネルギー効果を加味することでZEH相当となる場合、補助金交付要件のZEHに適合するものとみなす。

同事業は道内全域を対象にNealy ZEHも補助対象になる。

補助金額は1戸あたり定額70万円で、Nearly ZEHも同額。補助対象住宅に蓄電システムを導入する場合の補助額は1kWhあたり3万円。補助上限額は補助対象経費の3分の1以内または30万円のいずれか低い金額。

応募は先着順に受け付ける。これまでZEHビルダー/プランナー登録を受けた後に一度も補助金交付を受けておらず、新規取り組みを行うZEHビルダー/プランナーの申請は既存のZEHビルダー/プランナーと分けて先着順で受け付ける。

採択予定件数は新規取り組み事業者が約430件。既存の事業者は約2,400件を予定している。

一次公募の結果は、新規事業者の予算600件に対し採択166件、既存事業者の予算2,400件に対し採択2,400件であった。