（一財）日本建築防災協会は、「土砂災害特別警戒区域内の建築物に係る構造設計・計算マニュアル」および「計算事例追補」のWeb講習会を開催する。受講期間は9月22日（月）午前10時から20日（月）午後5時まで。期間内であれば繰り返し視聴することができる。

「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)」により、各都道府県において土砂災害特別警戒区域の指定が進められている。同区域内の住宅は、建築基準法に基づき、土石等の力等に対応した構造基準への適合が必要となるが、同協会は「土砂災害特別警戒区域内の建築物に係る構造設計・計算マニュアル」を作成し、これを解説する講習会を毎年度実施。また、設計者等からの要望や、指定確認審査機関等の相談事例を踏まえて新たな設計例と質問回答（Q&A）をとりまとめた「土砂災害特別警戒区域内の建築物に係る構造設計・計算マニュアル　計算事例追補」を作成し、この解説も昨年度から講習内容に追加した。同講習会は建築CPD情報提供制度認定講座（４単位予定）およびJSCA 建築構造士登録更新のための評価点対象講習会(予定)となる。

受講料（税込）などは区分によって異なる。区分Aは、受講料・マニュアル・計算事例追補・送料がセットで9920円。区分Bはマニュアルを持っている人が対象で、受講料・計算事例追補・送料で7500円。区分Cはマニュアルと計算事例追補を持っている人で、受講料6000円。

同協会Webサイトから申し込む。申し込み締め切りは9月10日（水）午後23時59分。

問い合わせ先は同協会土砂マニュアル講習係。電話03（5512）6451。

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https://www.kenchiku-bosai.or.jp/workshop/dosha-manual2025/