大建工業 「ジオラスタンダード」新発売

高級グレードのWPC床材にエコ基材

大建工業(大阪市)は、エコ基材を採用したWPC床材「ジオラスタンダード」を6月23日(月)に発売する。
同社独自の環境配慮型床用基材「Eハードベース」を用いたもので、この基材は平滑性や耐水性などを持つ特殊なMDFに、植林木や適正に管理された森林の木材を使用した合板を張り合わせている。製材時に出る端材などから作るMDFと、持続可能な木材からつくる合板で構成しているため、環境にやさしいエコ基材と言える。
WPC床材は、天然木の表面化粧材に同社が開発したWPC加工を施した高級グレードの床材。天然木が持つ自然な美しさや風合いをそのままに、高い表面強度を実現する。
戸建用一般床材ではすでに大半が「Eハードベース」を用いているが、強度が求められるWPC床材には特殊強化層を設けた床用基材「Wハードベース」を使用してきた。今後は性能が担保できるものに限り、順次「Eハードベース」への置き換えを図っていくとする。
ジオラスタンダードは、同日に発売する新しい内装建材シリーズ「イエリア」の建具とコーディネートしやすい5色をラインアップ。サイズは、幅303㎜、長さ1818㎜、厚さ12㎜。価格(税込)は、1セット6枚入で4万円。
問い合わせ先は同社北海道支店。電話011(207)5330。