2024年度「地域づくり表彰」国土交通大臣賞は厚真町他2団体が受賞

国土交通省は12月9日、第41回「地域づくり表彰」の国土交通大臣賞の表彰式を行った。
地域づくり表彰は、1984年に創設された、創意・工夫ある地域づくり活動の優良事例を表彰する事業。国土交通省、全国地域づくり推進協議会、(一財)国土計画協会の共催。
今年度は、推薦された全国45団体から9団体が選ばれ、国土交通大臣賞は3団体が受賞した他、全国地域づくり推進協議会会長賞は2団体、国土計画協会会長賞と日本政策投資銀行賞は各1団体、地域づくり表彰審査会特別賞は2団体がそれぞれ受賞した。
道内からは、胆振管内厚真町の「共助型困りごと解決サービス『ミーツ』」が、国土交通大臣賞を受賞した。
「困っている住民」と「解決できる住民」をつなげるサービスで、お手伝い案件をデジタル化しマッチングを行うもの。受援者の利益だけでなく支援者も新たな出会いの機会が得られ、地域の問題解決から新たなコミュニティが広がることを企図している。その他、地域の困りごとの可視化も実現する。

同省は、今年度の受賞事例は「地域の課題解決や持続可能性の向上を目指した優良な事例」とし、国の第三次国土形成計画 (全国計画)にも呼応する先進事例と総括。「受賞団体のさらなる活動展開と、全国各地でも受賞事例を参考に地域の魅力向上に取り組んでほしい」とした。

地域づくり表彰や受賞事例の詳細は下記特設サイトから。
https://www.chiikizukuri.kok.or.jp/this_year/