条例改正へ 壁量算定に積雪荷重加算
道・特定行政庁 25年4月施行予定
2024/11/30
道はこのほど、「北海道建築基準法施行条例」と「北海道建築基準法施行細則」の一部を改正するとして素案を公表した。
また、札幌市や小樽市も、それぞれの市の建築基準法施行条例等の一部を改正するとして同じく素案を公表した。いずれも来年の法改正による構造関係規定の見直しに積雪の影響を加味するよう改正するもの。
来年4月施行の改正建築基準法では、従来のいわゆる「軽い屋根」、「重い屋根」の区分で算定していた建築物の必要壁量をその荷重の実態に応じて算定する。柱の小径も同様に、荷重の実態に応じて最小小径寸法や負担可能な床面積を算定するよう見直される。