《北洋銀行》住宅ローン変動金利を引き上げ

15年ぶりに見直し

北洋銀行は9月10日、住宅ローンの変動金利(年利)を2.675%から0.15%引き上げ、2.825%とした。変動金利は2009年4月から2.675%が続いていたが、15年ぶりに見直した。今後、他の金融機関も引き上げる可能性が出てきた。
道内の住宅ローンは固定金利特約(3年)の利用者が最も多く、当初から変動金利を利用する人はほとんどいない。
北洋銀は、固定金利特約の利用者に対し、特約期間終了後も完済時まで店頭基準金利から年1.5%優遇した金利を適用している。固定金利特約(3年)の店頭基準金利は3.2%のため、変動金利の方がまだ低く、新築住宅需要に与える影響は小さいとみられる。