本道の住宅業界《2024年下期》市況予想天気図①

新築戸建市場が縮小に向かいシェア争いが加熱


持家着工 年間8000戸割れも


札幌は下げ止まり 地方は底が見えず


今年1~5月の全道の持家の着工戸数は、利用関係別の統計を確認できる1986年以降で最少だった前年同期をさらに12.8%下回る2689戸と底が見えない状況だ。本格的な着工シーズンが始まった4月以降、むしろ前年との差が拡大しており、このペースが続けば23年の年間8293戸を下回る年間8000戸割れさえ危ぶまれる。

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