「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」2023受賞決定

(一財)日本地域開発センターは3月14日、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」の2023年度受賞者を発表した。

同賞は建物躯体とエネルギー設備機器をセットとして捉え、トータルとしての省エネルギー性能の優れた住宅を表彰し、さらなる省エネルギーによる環境負荷削減の推進と快適な住まいの実現に貢献することを目指す。外皮・設備の省エネルギー性能値、多様な省エネルギー手法の導入、省エネルギー住宅の普及への取り組みといった点が評価の対象となる。

道内から、住まいのウチイケ(室蘭市)が「eco-house ZeRo」と「eco-house standard+ECO-COO!超」の二つで特別優秀賞、「eco-house standard+ECO-COO!超」で審査委員賞の寺尾委員賞を受賞した。さらに省エネ住宅特別優良企業賞も受賞した。

大鎮キムラ建設(苫小牧市)は、「YUTORI」で特別優秀賞を受賞し、省エネ住宅特別優良企業賞にも選ばれた。

柴田建設(オホーツク管内湧別町)、福地建装(北斗市)、ロゴスホーム(帯広市)は優秀賞と省エネ住宅優良企業賞の二つをそれぞれ受賞。山下ホーム(札幌市)は優秀賞を受賞した。

大賞に選ばれたのはホームズ(大阪市)、ヤマト住建(神戸市)、ユートピア建設(愛知県岡崎市)の三社で、いずれも道外企業だった。