おぴにおん【住宅産業の視軸】

道内の年間持家着工戸数が1万戸割れの危機

9月の道内新設住宅着工戸数は前年同月比23.9%減の2499戸。同月に2500戸を下回るのは2011年以来11年ぶりという厳しい数字だ。持家は前年同月比33.5%減の814戸と、さらに厳しい現実を突き付けている。同月としては月別の統計を確認できる81年以降で最も少ない。持家の1~9月の累計は前年同期比21.4%減の7138戸。今年の残り3ヵ月がこのままの低水準で推移すると、年間着工戸数が63年ぶりに1万戸を割る事態となる。

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