《2021年度の道内認定実績》長期優良住宅が新築の2割超

改正法で普及進むか


10月から認定基準がZEH水準に


改正長期優良住宅法が今年から順次施行されており、良質な住宅ストックの普及促進と既存住宅流通市場の活性化を後押しする役割が期待されている。10月には長期優良住宅の認定基準がZEH水準の断熱性能と省エネ性能となり、さらに耐震性能の基準も見直される。国土交通省が発表した2021年度の全国の長期優良住宅の認定実績は11万8289戸と前年度より戸数も新築一戸建専用住宅に占める割合も増加している。本道は3216戸で戸数や割合は同様に増えているものの、普及の進み方は全国よりもやや遅く、徐々に差が開いているのが現状だ。

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