おぴにおん【住宅産業の視軸】

今年の道内住宅着工戸数は12年ぶり3万戸割れ

今年の下期(7~12月)の道内住宅市況を予測する上で、札幌市や近郊の土地不足と地価高騰、そしてウッドショックをはじめとする資材価格の高騰が重要なポイントとなることは論を待たない。さらに消費者にとっての悩みの種は住宅に関わるものばかりではなく、むしろ食費や光熱費など基本的な生活コストが軒並み上昇していることの方がはるかに切実な問題だ。マインドとしては「様子見」というより、「マイホームを建てられる状況にない」という方が実態に近いかもしれない。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。