LIXIL システムバスを一新「リデア」発売

入浴スタイル別にタイプを設定

入浴重視のBタイプ

LIXIL(東京都)は、システムバスルームのボリュームゾーンだった「アライズ」を廃盤とし、新シリーズ「リデア」を4月1日から発売した。

大きく変わった点は、浴槽派やシャワー派など入浴スタイルによってタイプを設定したこと。従来はグレードでタイプを分けていたので、顧客は価格によって選択していた。これからは好みの「お風呂の入り方」によってバスルームを選べるようになる。

開発にあたって同社は「入浴スタイルについての調査」を全国で実施。30〜50代の男女1326人から回答を得た。この結果、「ほとんど毎回浴槽につかる」が41.2%、「ほとんど毎回シャワーのみ」は21.1%でシャワーのみで済ませる人が少なくないことが分かった。この入浴スタイルの多様化に合わせ、ライフスタイルに寄り添うバスルームを提案するためにリデアが生まれた。

タイプは大きく3つに分けられる。入浴を重視する人向けのBタイプは、ゆったりとした「ミナモ浴槽」と「スマートエスコートバー」を標準装備。
シャワー浴を重視する人のためのHタイプは、お湯が体を包み込む新開発の「ボディハグシャワー」やオーバーヘッドシャワーのシステムを搭載した。
入浴もシャワーもどちらも充実させたい人向けのMタイプは、「ミナモ浴槽」に「フルフォールシャワー」や「エコアクアシャワーSPA」を組み合わせている。
同社北海道支社は、「市場のニーズから導き出した商品。ビルダー様からも施主に説明しやすいと評判が良い」とアピールする。

問い合わせ先は同社ショールーム札幌。
電話0570(783)632。