タイベックハウスラップが一部廃盤に

1月から 広がるシルバー標準化への波紋

住宅建築用の透湿防水シートの定番ともいえる「タイベック」。その中でも道内の大半の建築現場で使われている「ハウスラップ」が、一部のOEM商品を除いて年内に廃盤になり、1月からは遮熱性と耐薬品性を付加した「シルバー」に一本化される。シルバーの設計価格はハウスラップの2倍以上とあって、道内工務店の中には不安の声が高まっている。メーカーの旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ(東京都)には「なぜ今、廃盤なのか」「代替品はあるのか」などの問い合わせが相次いでいるという。タイベックの廃盤を巡る現状を取材した。

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