北ガス CO2クレジット50万トンを取得

北海道ガスは11月30日、石油開発大手のINPEX(東京都)とLNGの輸出入などを行うエルエヌジージャパン(同)の2社からCO2クレジット50万トンを取得したと発表した。

CO2クレジットとは、適切な森林管理や再生可能エネルギーの導入などにより削減されたCO2削減量・吸収量を定量化し、取引可能な形態にしたもの。クレジット創出者はCO2排出削減量・吸収活動の成果をクレジットとして売買でき、クレジット購入者は創出者に対してCO2排出削減・吸収活動を資金面で支援できる仕組みとなっている。

今回取得したCO2クレジット50万トンは、一般家庭約50万世帯分の年間CO2排出量(都市ガス換算)に相当するという。カーボンオフセットしたエネルギーをユーザーに供給する仕組みを整え、脱炭素社会の実現に向けた活動を加速させるとしている。