YKK AP「性能向上リノベの会」発足

工務店のノウハウ不足を解消

YKK AP(東京都)は「性能向上リノベの会」を発足し、10月1日からスタートした。全国の工務店を対象に会員を募集し、既存戸建住宅の性能を向上するリノベーション事業を支援する。

同社は2017年から、古くなった建物に新築以上の価値を与える「戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト」を、札幌を含む全国17ヵ所で行ってきた。
各地のリノベーション事業者と連携し、既存戸建住宅に「断熱」と「耐震」を軸とした性能向上リノベーションを施して、住まいの価値を窓や開口部で変えられるかを実証。断熱性能はHEAT20のG2レベル、耐震性能は耐震等級3相当に設定した。この取組みは「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019」の無差別級部門で最優秀賞を受賞している。

この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。